「家を購入してしばらく経つけど、いつか必要になる修繕費用が不安‥。
結局いくらかかるんだろう?」
と心配になること、ありませんか?
水回りや外壁など、どのタイミングで老朽化して修繕が必要になるのか。
実際いくらかかるのか。
大きな金額になりそうだけど、みんなどうやって費用を捻出してるの?
今回はそんな疑問に、アットホームが公表している、最新2023年調査結果から答えを得ていきましょう!
参考にしているのはこちらのサイトです↓
アットホームがアンケート調査を実施して分かった、
新築戸建てを購入後30年以上住んでいる、全国337人のリアルな数字です!
<平均的には、38年間で修繕費用615万円>
鉄筋・鉄骨造りで築30年を過ぎると、およそ4割の人が400万以上の修繕費が必要になったようですね。
木造も含めての平均費用は、約470~860万円。
どこの修繕にそんなにかかるの?と思いますよね。
修繕場所についての結果がこちら↓
<修繕場所1位は外壁、2位はトイレ>
(※一部抜粋。実際の表はこの後も続きますので、気になる方は
アットホーム株式会社 2023年『一戸建て修繕』の実態調査 をご覧ください)
修繕場所として1番多かったのが外壁で79.2%の人が実施。平均費用は138.3万円。
2位がトイレで75.4%の人が実施。平均費用は35.5万円。
3位が屋根、4位が給湯器と続きます。
「屋根部分の経年劣化の進み方が早く修繕費が結構かかった」
「給湯器の耐用年数は考慮した方が良い」といった感想があったそうですよ。
<「修繕費用が高くて払えない!」お悩み、どうする?>
修繕費用の捻出には、いくつかの方法があります。
メジャーなのが、財形貯蓄制度の利用です。
財形貯蓄制度とは、従業員が会社のお給料から天引きされる形で資金を積み立てていく制度です。
会社の福利厚生の一環で、知らない間に入っている方もいるかもしれませんね。
会社からもらう給与明細の控除額欄に、「財形貯蓄」の記載がある場合は、すでに入っておられます。
財形貯蓄制度には3種類あって、下記の②が家の修繕に使えます。
➀利用目的が自由な「一般財形貯蓄」
②マイホーム購入やリフォームのためなど、住宅資金形成に利用できる「財形住宅貯蓄」
③老後の年金資金形成に利用できる「財形年金貯蓄」
この制度の大きなメリットは、②と③を合算して550万円まで利子が非課税なこと。
そして給料天引きなので確実に積み立てできることです。
ただし、550万円以上は課税されてしまうので、不安な方は他の積立サービスも併用するといいかもしれません。
修繕積立プランの生命保険もありますし、2024年からは新NISAも始まるので、ご自身で積み立て運用していくという方法もあります。
積立をしない、または積立したけど足りない、そんなときには、金融機関やリフォーム会社が運用するリフォームローンもあります。
無担保だったり、連帯保証人が必須ではないことも多く使いやすいです。
とはいえ金利はかかりますし、今の低金利がいつまで続くかも気になるところ‥。
たまに銀行や施工店で無金利キャンペーンをしていますので、まずはそこからチェックしてみてもいいですね。
ただ、リフォームしたいタイミングでキャンペーンをしているか分かりません。
やはり大きなお金ですので、計画的な貯蓄が一番!
ちなみに積立以外で修繕費にあてた項目は、1位貯金、2位退職金、3位保険金 でした。
貯金や退職金は、できる限り残しておきたいものですよね。
家のために積立している人の多くは、月1万円前後を貯蓄に回している方が多いそうです。
1ヶ月1万円、家のため少しずつ貯蓄してみませんか?
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