さてさて、どんな状態かな。
現状は下の写真のとおり。
スレート屋根が色あせて、コケが繁殖してますね。
(サビのように茶色く見える部分がコケです)
まずは高圧洗浄機で、汚れやコケなどをキレイに取り除きます。
茶色のコケもなくなりました。
洗ってみると、サビではないことが見た目にも分かりやすいですね。
次に、サビ止めを行い、シーラー(下地)を塗っていきます。
中ぬり、上ぬりをして、完成です!
美しい~!
屋根が本来の元気を取り戻したように見えます。
今回使われていた屋根材は、スレート屋根といって、もっとも一般的な屋根材です。
カラーベストと呼ばれるものも、スレート屋根の一種。
セメントに防水塗料を塗ったもので、耐震性・デザイン性が高く、軽量なのでとても人気の屋根材です。
しかし、塗られている塗料も、年月とともに劣化します。
放っておくと、少しずつ雨や雪の水分を吸収しやすくなり、コケや雨漏りの原因に‥。
つまり、屋根の色あせは、防水塗料が剥がれ、屋根が吸水しやすくなっている目印なのです。
紫外線が強いと塗料が剝がれやすいなど、お住いの地域の気候にもよるため一概に年数はいえませんが、屋根の防水性維持のためには、7~10年ごとの定期的な塗り直しをおすすめします。
もし雨漏りが発生してしまったら、塗り替えなどでは間に合わず、カバー工事や葺き替え工事といった高額の工事が必要になってしまいますからね。
結局、定期的なメンテナンスが一番効率よく、安く、快適なお家を維持するコツなのです♪
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